Woltが北海道や東北の都市にフォーカスする理由

Wolt courier partner walking holding the Wolt heat bag

Woltは北海道で、2020年6月25日にサービスを開始しました。

札幌をはじめ、東北エリアでは多くのレストラン様にご加盟いただいており、Woltの目指している「ポケットの中にショッピングモールを」を実現できていると確信しています。Woltのサービスとしての認知度も非常に高く、多くの方にご愛顧いただいております。

また、Woltは使いやすいアプリを提供しているだけでなく、配達の観点でも品質の高さにこだわっています。

Woltは雪国であるフィンランドからきた会社で、厳しい天候の地域でも安心、安全に商品をお届けする知見が豊富にあります。それらを日本の雪の降る地域で応用し効率的な配達を実現しております。

北海道をはじめとする、北日本の降雪地域ではWoltのようなサービスを必要としている方が多く、需要の高さを痛感しました。Woltのようなデジタルコマースは都市の大きさを問わず、多くの人の生活を便利にし彩(いろどり)を与えます。

引き続き北海道・東北エリアに注力し、Woltが進出する街をより良い街にするべく、「おもてなしデリバリー」をより多くの方に届けていきます。また、これからも地元地域とそこにあるコミュニティーにフォーカスをすることで、ビジネスとしての拡大が可能であると考えています

なぜ地域密着で採用をするのか

Woltのフィールドセールスチームは、中小企業の飲食店様に対しての営業活動が主となります。営業をするにあたり、まずは現場のことを理解していて、地域の方々の想いに共感し寄り添うことが重要です。

飲食店様がそこの場所でお店を営業しているということは、地元・地域に愛着があったり、地域経済に貢献したい、街を活性化させていきたいという思いがあるからだと考えます。

こういった地元への想いのある方々にサービスの提供をさせていただくからには、我々もそのエリアに対しての理解や共感ができることが何よりも大切です。

そのエリアで生活したことがあって、街や住んでいる人々の雰囲気を理解している、このような方だからこそ伝えられる想い、共感できる不安があると思います。そういう方にこそ、Woltのフィールドセールスマンとして地域に密着してWoltの価値を届けていただきたいのです。

例えば、地元に在るご夫婦が運営されている10年の歴史のある飲食店があって、そこに家族で通っていたことがあり、今はWoltのフィールドセールスメンバーとしてその飲食店をサポートしたい、そんなストーリーもあるかもしれません。

他都市のトップ営業マンを現地に派遣したことも過去にはありますが、それでもまずは地域のことを理解する、地域の知見を得ることを最優先に取り組みます。

地元地域を活性化したいという共通の想いを持って、これからもWoltを拡大していきます。

拠点のないエリアでの採用

Woltの拠点は札幌、仙台、東京、大阪、広島、福岡の6拠点あります。それに対して、Woltのサービス全国で24都道府県41エリアで展開しています。Woltが実現し、これからも続けていきたい「地域密着」でいるためには、拠点のないところでの現地採用が必須です。

拠点がないということは、出社という概念もありません。自宅がオフィスとなり、そこを拠点に地域の飲食店様への営業活動を行います。

リモート環境でもWoltのカルチャーを維持するためにしていること

リモートな仕事環境においても会社のカルチャーを保つには、拠点を問わずにWoltが大事にしている価値観を一人一人の社員に伝えていき、一人一人が安心して勤務できる環境を作ることがとても重要です。

そのためにWoltが力を入れているのが、入社後2週間にわたる研修です。

新入社員を東京支社に集め、会社説明やWoltでの営業に関しての座学、そして実際の現場での商談を想定したロールプレーを行います。業界の知識を事前に蓄え、より現場をイメージできる研修内容にすることで、研修後に安心して担当エリアで営業活動に取り組むことができます。

研修後はどのようにしてコミュニケーションをとっているか

研修後は、自分の担当エリアのミーティングはもちろん、地域の担当という枠を飛び越えて、マネジャーや別のエリアで同じ役割をしている人とも、オンラインとオフラインの両方で密にコミュニケーションを行います。

個人としての成長とチームとしての成長を、両方とも大事にするセールスチームだからこそのアプローチです。

また、月次で開催しているセールスチーム全体のミーティングでは、その月の成績トップメンバーの名前が発表されたり、活躍したメンバーの成功体験のナレッジシェアの場があるなど、チーム内で活発にコミュニケーションを実施しています。

チームにもよりますが、週次でのマネージャーとのミーティングなども実施されており、わからないことがあった時に質問できる人が必ずいるようにしています。「新しいことをたくさん試す中で頑張った結果、失敗してもOK。よりいい方法を探して学びに変えていく」というマインドセットで日々業務に励んでいます。

営業の現場では一人だとしても、密にコミュニケーションを取ることでチームで動いているという意識を持ち、仲間と切磋琢磨できる環境がWoltにはあります。