Wolt Japan、全国6拠点で地域清掃実施 〜サステナビリティプロジェクト​​始動〜

企業として成長するにつれて、Woltがサステナビリティに与える影響も、変化をもたらす機会も次第に大きくなってきました。 私たちは、創業当初からWoltのデリバリーによって排出されたすべてのCO2をオフセットしたり、より環境に優しい容器オプションを推奨したり、これまでにいくつかの対策をすでに実行していますが、もっとできることはあると感じていました。

そこで今年上旬、世界最高水準の持続可能なビジネスを構築するために、まずはグローバルからサステナビリティ戦略と行動計画を策定する取り組みに着手しました。6月中旬に、4,000件以上のアンケートとインタビューを実施・統括した結果、最初のマテリアリティ・アセスメント(重要課題特定)を決定しました。このプロセスを通じて、私たちがビジネスとして注力すべきサステナビリティのコアな課題を把握することができました。

特定した重要課題を解決するには、Woltが事業を展開している国や地域で実践できるアクションが不可欠です。そこでWolt Japanは、社内有志で募ったサステナビリティコミッティーが企画するサステナビリティプロジェクトを発足しました。「Woltに関わる全ての人や地域社会にNet Positive Impactを広める」ことを目的に、8つのワーキンググループ(WG)が立ち上がり、それぞれ異なるフォーカス分野で「Make Cities Better Places to live(街と暮らしを、より豊かに)」​​というWoltのミッションを推進しています。

今回、地域清掃イベントをEnvironment(環境)とCommunity Development(地域発展)のWGが共同で企画しました。Wolt Japanの全国6オフィス(東京・札幌・仙台・大阪・広島・福岡)がある拠点周辺の清掃活動に、合計56名の社員らが、自治体の清掃道具の貸出サービスを活用しながら、(例:東京オフィスは渋谷区による「ボランティア清掃活動」を利用)コロナ感染対策に配慮してごみ拾いをしました。

参加した社員からは、「飲食店のビルの合間や側溝の隙間、植え込みの中などの目立たない場所にペットボトル、壊れた傘などがあり、気づかないところに意外とたくさんのごみが捨てられていて驚いた。」といった感想がありました。また、企画した担当者は、「ごみ袋がいくつもいっぱいになるくらい回収できました。空き缶が1本捨てられているだけで、自然とそこに他のごみも増えていき、地域全体の環境保全が損なわれていると感じました。」という意見があがりました。また、リモートワークで普段は顔を合わせないチームメンバーや他部署との交流の機会にもなったことで、「次回も積極的に参加したい」という声が、実施後のアンケート結果にも寄せられました。

今後も、Woltでは地域に根ざしたサステナビリティプロジェクトの実践を通じて、コミュニティのごみを減らすために一人ひとりができることを考え、社会貢献活動に繋げてまいります。