Wolt、リユース容器シェアリングサービスMeglooとプラごみ削減の実証実験をリサイクルの日に開始

〜3R推進月間「Wolt×Megloo 美味しく食べてゼロウェイストキャンペーン」を実施〜

Wolt Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:野地春菜、以下 Wolt)​​は、リユース容器のシェアリングサービスMegloo(メグルー​​)を運営する株式会社カマン(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:善積真吾、以下 Megloo)​​と、繰り返し洗って使うリユース容器​​を導入する実証実験に参画します。この取り組みは​​、東京都の「スタートアップ実証実験促進事業(PoC Ground Tokyo)」および「革新的技術・ビジネス推進プロジェクトに係る事業」に採択され、リユース容器のシェアリングサービスにより、両社はテイクアウトやデリバリーで発生する使い捨て容器を削減する仕組みを構築していきます。

コロナ禍で飲食のデリバリーやテイクアウトが生活に定着し、使い捨ての容器の利用が増えたことでプラスチックごみ(プラごみ)の量が年々増加しています。プラスチック資源循環促進法が今年4月に施行され、海洋汚染の原因となる使い捨てプラスチック製品の利用を制限しようとする脱プラに向けた取り組みが、SDGs(持続可能な開発目標)時代に多くの企業に求められています。Woltは、Meglooが提唱するリユース容器の活用で​​プラごみの環境負荷をおさえ、飲食店と協力しながら地域一体で社会問題を解決する活動に賛同し、リサイクルの日である10月20日から実証実験を開始することにいたしました。フレキシブルオフィスを展開するWeWork と東急不動産の​​Plug and Play Shibuya​​の利用者にも呼びかけ、プラごみ削減のシェアサービスの拡大を目指します。​​

また、経済産業省、環境省を含む8省庁が主導する「3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進月間」である10月にエコ活動の促進を目的に、リユース容器を使用・返却することで割引が受けられる「Wolt × Megloo 美味しく食べてゼロウェイストキャンペーン」を実施します。利用者は、Woltのアプリから対象の飲食店の料理を注文する際に、Meglooが提供するリユース容器をオプション(無償)で選択することができます。使用後に容器を設置した返却ボックスや注文した飲食店に戻すことで店舗側で再利用される仕組みです。なお、注文時に別途登録したMeglooアプリのIDを備考欄に記載する必要があります。

この取り組みを通じてWoltとMeglooは、環境問題に関心の高いお客様と加盟飲食店をつなげる役割をし、プラごみ削減の意識を広げていきたいと考えています。Woltは、「Woltに関わる全ての人や地域社会にNet Positive Impactを広める」ことを目的に社内有志でサステナビリティプロジェクトを企画・実施しており、「Make Cities Better Places to Live(街と暮らしを、より豊かに)」​​というWoltのミッションを推進しています。​​Meglooの実証実験は、Environment(環境)のワーキンググループが中心となって企画されました。今後も、地域に根ざしたサステナビリティプロジェクトの実践を通じて、コミュニティのごみを減らすために一人ひとりができることを考え、社会貢献活動に繋げてまいります。​​

 

【Wolt × Megloo 美味しく食べてゼロウェイストキャンペーン 概要】
期間:2022年10月20日〜11月2日
内容:リユース容器の利用・返却とアンケートの回答で、次回使えるWolt割引クレジット(100円​​相当)を進呈

サービス提供エリア:

株式会社カマンについて
大手電機メーカーで新規事業をリードしてきた代表・善積が次世代に残したい社会をつくるため、株式会社カマンを鎌倉で創業。テイクアウト容器ゴミを削減するリユース容器シェアリングサービス「Megloo(メグルー)」を2021年10月に開始し、現在は鎌倉駅周辺や墨田区の商店街、鈴鹿サーキットなどで導入。2022年6月にプラスチック汚染防止に関する世界最大のネットワークAlliance to End Plastic Wasteが主催する「廃棄プラスチックをなくし、循環型経済を実現する」という国際的な目標を達成することを目的にした日本初のプログラムに選出される。